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ここまで状況証拠が そりゃあ簡単な事っス。 クルツ先輩が起きない理由、それにオアネラがシャムシール団を逃がしてなかった理由。 その謎というパズルは、頭脳の中でとてつもない速さで組みあがる。 僕の遊撃士としての そう、つまりは………、こういう事だ。 (文字を反転させると浮かんでくるっス!) 「 え〜と……ごめんなさい。やっぱりワカリマセン。むしろ全然意味不明です。僕はウソをついてました。分かるとか言ってスイマセン。マジでさっぱりわかりません。しったかぶりというヤツです。分かったみたいなフリをしてみたかったんス。ちょっとカッコイイ事を言ってみたかったんスよ。 誰だよ! モチロンわかるとか選択したのは!! 選んだ人、自分で分かってないのに選んでみたりしたでしょ? とりあえず「答え知りたいなぁ」とか考えてテキトーにクリックしたでしょ! それダメだから! それで答えを知ろうなんて甘いからっ! だいたい…、僕が推理したという時点で気づくっス! 僕そういうの全然わからないんで! なんせ新人なんで! なによりも主人公じゃないんで! 期待させてごめんなさい。マジで申し訳ない。 今後ともよろしく!! 」 ……という事なんスよ! さあ、そろそろ目的地が見えて来たっス。 そこにはあの性悪女のオアネラと、囚われたティータちゃんが待っていて、アガット先輩を待っている。 こうなったら僕だってやってやる! できる範囲で努力するっス! で き る 範 囲 で ! 申し訳ない! 続きに戻ります。
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